著者からご恵送いただいた。
野中先生は横浜の小学校在職中から、新卒の教師がどのようにサバイバルしていけばよいかという道筋を示し続けて来られた方だ。「3・7・30の法則」「みそ汁・ご飯授業」など、教師の日常性に焦点を当てた数々の提案をしている。
新刊もその延長線上にある「サバイバル本」だ。
これまでは、先に示したように、日々を作るための枠組みを示したものだった。
この度の提案は、そういった枠組みと枠組みの「間」を埋めるチェックポイントが示され、システムとして回していくときの勘所がわかりやすいなぁ、という印象を持った。
ハウツーなのだけれど、読む人によっていろいろに読める。
ガンバリズムで気力を失いそうなとき、ちょっと「お休みどころ」を見つけられるかもしれない。
野中先生からのエールを受け取った気がした。
オススメ。
夏休みも残り少なくなってきた。この時期にぴったりの本。