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潮風の香る教室


日々の記録から始めたブログも、2007年からもはや何年? 14年か! 現在はFBとTwitterがメインなのでブログに書かなくなったなぁ…。
by t-fuji5289
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『中高MM』の原稿です。

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 『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第3743号☆
                  2016年6月30日:木曜日発行
   編集・発行 梶原末廣       sukaji@po.synapse.ne.jp
  http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/kyoushi/index.html
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■ 「ファシリテーション・グラフィックをはじめよう」(10)藤原 友和(北海道)  
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【連載】

■ 「ファシリテーション・グラフィックをはじめよう」(10)


         藤原 友和(北海道) 


◆「グラフィック・“ファシリテーション”を機能させるFG」

1 これって本当に“ファシリテーション”グラフィックなの?

5年前に拙著『教師が変わる!授業が変わる!「ファシリテーション・グラ
フィック」入門』を上梓してから、ありがたいことに各地のセミナー等でグ
ラフィック・レコーディングを目にすることが多くなりました。

ファシリテーション・グラフィック人口もずいぶん増えています。フェイス
ブックやツイッターでは、セミナーで描かれたグラフィックが一時期、よく
投稿されていました。もっとも、著作権の関係で最近では講師の話がダイレ
クトに読めてしまうことに対して配慮して、詳細が見える形では投稿されな
くなってきています。セミナーにおける情報は対価を支払って受け取ってい
ますので、これは当然配慮されるべきことと考えています。

さて、描く人が増えてくると、様々なアイディアが開発されたり、テクニッ
クが披露されたりして互いに学び合う機会も増えてきます。これはとても望
ましいことだと考えている反面、次のような「お悩み」の相談も受けること
が多くなってきています。

「確かに、上手く描けると嬉しいし、見ている人もほめてくれる。けれど、
描いたことが何の役に立っているのかわからなくてもやもやする。」
「“ファシリテーション”というからには、触発したり、何かを促進したり
しなければならないと思う。だけど、ただ描いているだけのような気がする。」

なるほど。

これは、よく目にするようになったものが、「グラフィック・レコーディング」
であり、「グラフィック・ファシリテーション」ではないということに由来し
ます。

そもそも、グラフィック・ファシリテーションは「行為」です。話し合いやか
かわり合いを促進する行為を、グラフィックを通じて行うということですので、
SNSで拡散するといっても、それは結果として描かれた「静止画像」でしか
ありません。

たとえば、板書を見れば授業が分かるとは言いますが、そこで具体的にどのよ
うな教師と子どものやり取りが行われていたのか…まではわかりませんよね? 
これと同じことで、画像だけを見ても、ファシリテーションとして機能してい
る姿をイメージすることはなかなか難しいことなのではないかな、と思います。

そこで、今回からは、私が実際に行ったグラフィック・ファシリテーションの
様子を報告します。それでも文字情報の域は越えないのですが、画像とともに
「考える材料」にしていただければ幸いです。


2「研修担当者連絡協議会」という集まりでグラフィック・ファシリテーション!

 (1) どんな会なのかというと

この会は、その名の通り、研修担当者が集まって、それぞれの学校での仕事を
話し合う会です。平成27年度から、若手・中堅の研修担当者が「校内研修を
どうやって進めたらいいのだろう」という問題意識のもと学び合う会を始めま
した。

北海道の地方都市・函館で産声を上げたこの会は、その後、洞爺湖・千歳市・
旭川市・網走市と北海道各地に広がっています。ありがたいことに関西でも始
めるという声を聞きました。埼玉でも始まるかもしれません。

この会では、基本的には「何でも自由に話し合う」ことにしていますが、初め
ての土地やメンバーで開催するときには、ファシリテーショングラフィックを
位置づけて、「対話が促進される仕組み」をつくっています。


 (2) 旭川会場での開催

平成28年6月26日に北海道旭川市で行われた「研修担当者連絡協議会in旭
川」では、6人の参加者により、次のように進めました。

 10:00~11:00 自己紹介を兼ねたワークショップ「研修の難点ってどこ?」
 11:00~12:30 資料共有・話し合いの時間1「実際、どうやってるの?」
 12:30~13:30 昼食
 13:30~14:30 資料共有・話し合いの時間2「実際、どうやってるの?」
 14:30~15:00 ふり返り

参加者6人のうちの1人は、グラフィッカーとしてお願いした、研修担当では
ない先生です(グラフィッカーとして交流がある友人です。以下、Gさん、と
します)。

さて、この会は「勝手にしゃべって、勝手に触発されて、自分の現場に帰って
いく」ことをコンセプトにしています。ですから、互いの意図するところが開
示され、率直な思い付きを出せるような安心感が保障されていることが大切で
す。そして、そのような場で、思い付きでぽろっとでてきた「フレーズ」が、
その後の自分の仕事の指針になったり、勇気づけてくれるものであったりする
わけです。

先日の旭川の会ですと、「可能性体」「大先生」「キャズムを超える」といっ
たフレーズが生まれました。…なんのことかわからないでしょ? それでOK
なんです。参加者にとっては、「当事者としての自分が、自分の仕事を進める
ための対話と思索を通してぽろっと出てきたフレーズ」です。きっと、現場の
仕事を豊かにするのでしょうから。


(3) ファシリテーション・グラフィックをどのように位置付けたか

この会では、2枚の模造紙を使いました。「自己紹介を兼ねたワークショップ」
で1枚、「資料共有・話し合いの時間」で1枚です。

<1> 「自己紹介を兼ねたワークショップ」でのFG

座席をコの字型に並べます。見やすい位置に模造紙を貼ります。
そして、模造紙には灰色のペンで、「途中が細くなったパイプ」を描きました。
ここで、グラフィッカーを交代します。私は環境設定をしただけで、続きはGさ
んにバトンタッチしました。

「初めて会う人もいますから、自己紹介をしませんか? そのとき、“研修って、
こういうところが難しいんだよなぁ”という話もしてください。」

模造紙の中心にタイトルを書きます。『校内研修、ここが“難点”』としました。
「途中が細くなったパイプ」とは、「ボトルネック」を象徴するイラストです。
つまり、こういう認識に立っています。

*   *   *   *   *   *   *   *   *
  「研修がうまくいかない」のではない。
  本当は上手くいくはずだけど「邪魔している何かがある。」のだ。
*   *   *   *   *   *   *   *   *

このことは、自分以外のものに責任転嫁することを推奨しているのではありま
せん。だって、自分自身がその「邪魔している存在」かもしれませんしね。そ
うではなくて、研修推進という仕事を俯瞰してみること、事象を構造としてと
らえることを通して、自分の置かれている状況「イマココ」を見極めようとし
ているわけです。どういう仕組みで「詰まり」が起きているのかがわかると、
次の一手を考えることができます。


<2> ここまでをまとめる

さて、Gさんは、参加者の自己紹介の中から「難しい状況と考えていること」
や「けっこうやれていること」を拾って描いていきます。全員の自己紹介が
終わったところで、ファシリテーターの私は、Gさんに、次のようにお願い
しました。

「今までのお話の中で、ポイントだと思ったことを3つ選んでください。」

「えぇっ!?」と驚くGさん。事前にそのような打ち合わせはしていませんで
した「無茶振り!!」という表情が浮かんでいます。うーん…と熟考の末、
次の3つを選んでくれました。

  ・「みんなでやろうよ感」
  ・「同僚をプロデュース」
  ・「どうせやるなら」

「自己紹介を兼ねたワークショップ」では、互いの問題意識のすり合わせを
行い、共通の土台をつくることを目指していました。以上の3つは、その土
台になります。この次からのセッションでは、これらの視点から、持ち寄っ
てきた資料を共有して話し合います。資料を共有した時に、基本となる視点
が設定されていると、そこを切り口としてより対話が進みます。また、自己
開示が進む効果もあります。アイスブレイクの機能をもっているとも言える
でしょう。

こうした仕掛けをしなければ、校種の別や、規模の違い、経験年数の違いが
壁になり、互いの仕事を通じて対話することが難しくなってしまっていたで
しょう。

この後、互いにもちよった資料を配布し、さらに交流を深めていきました。
次回、その話をしようと思います。

                       (続く)


 ==================================================◆◇===========================




===編集日記=== 

  皆様に支えられて「日刊・中高MM」第3743号です。

 藤原友和さん「ファシリテーション・グラフィックをはじめよう」、
 お届けします。
 
 ・「グラフィック・“ファシリテーション”を機能させるFG」
 ・・ファシリテーション・グラフィックをどのように位置付けたか
 ・・・「自己紹介を兼ねたワークショップ」でのFG
 ・・・・ここまでをまとめる

 入門から基本に入って、具体的な実践。様々な研修会や会議の場面で
 FGが使えるときっと素晴らしい効果や成果が得られ気がします。
 会議で結論を得るよりもそのプロセスをじっくり吟味できてその時間
 がとても素敵なものになりそうです。消費時間が間違いなく生産創造
 の時間に変わりそうです。これはやらねば、採り入れねばと頻りに思
 うのです。

 さあ、明日から7月、梅雨も豪雨も終わりつつある。梅雨明けの空に
 憧れる日々ですね。例年より梅雨明けが早いとも言われていますが。

==============================================================================
       皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
       sukaji@po.synapse.ne.jp
       梶原末廣【インターネット編集長】
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中・高校教師用ニュースマガジン 2000年3月26日創刊
  編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp 
◎バックナンバー
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全文、または一部の記事の無断転載および再配布を禁じます。
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆2016年☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆              

【2016年7月】

01 「東北の春」(3)梶原末廣(鹿児島)
   「僕らはみんな生きている」(116)杉山武子(鹿児島) 
02 「映画の中の先生たち」(18)木原ひろしげ(福岡県)
03 「島に、生きる。」(69)山下賢太(鹿児島)
04 「環境問題について」(174)枝廣淳子(千葉県)
05 「ボーダレス・アート・ラボ 虹から」(13)岡崎あかね(大阪府)
06 「子どもたちのわくわくアート」(121) 西尾環(熊本県)
07 「理想の学び舎作りへ」(21)瀬尾公彦(愛知県)
08 「ヒサシは歩くよ何処までも」(19)大岩根 尚(鹿児島)
09 「沖縄ものしりクイズ100問」(2)蔵満逸司(沖縄県)
10 「ファシリテーション・グラフィックをはじめよう」(11)
                 藤原 友和(北海道) 
11 「生徒へ送る心のメッセージ~教師のための新しい視点~」(66)
             桑原規歌(愛知県)
12 「特別支援教育の在り方」(10)吉田博子(東京都)  
   「静の旅育ち」(18)本田 静(鹿児島) 
       ~イタリア7泊9日記~
13 「新 教育をみつめて」(47)土橋英光(埼玉県) 
   「鈴木敏恵の未来教育インフォメーション」(3)鈴木敏恵
14 「リフレクションの探求と実践」(9)中島 久樹(東京都)
   「島に、生きる。」(70)山下賢太(鹿児島)
15 「僕らはみんな生きている」(117)杉山武子(鹿児島) 
16 「教育への道~グローカルアカデミー~」(13)岡本尚也(鹿児島県)
   「環境問題について」(174)枝廣淳子(千葉県)
17 「百菜園便り」(65)木原ひろしげ(福岡県)  
18 「月刊 学び工房eiichi」(31)原口栄一(鹿児島) 
19 「雑感・相手の立場 」(46) 西澤俊英(滋賀県)
20 「総合学習回顧録ー小学生ママと総合学習」(86)名生修子(兵庫県)
21 「立ち止まってメモしたことを」(11)北原妙子(熊本県)
22 「プロジェクト志向でいこう!」(96)若槻徹(島根県)
23 「ヒサシは歩くよ何処までも」(20)大岩根 尚(鹿児島)
24 「教育への道~グローカルアカデミー~」(14)岡本尚也(鹿児島県)   
25 「子どもたちのわくわくアート」(122) 西尾環(熊本県)
26 「子どもの頑張りを認めてくれる先生」(16)城ヶ崎滋雄(千葉県)
「教師のための読書話~今月のお薦めの一冊、二冊、三冊」(13)
                 長瀬拓也(京都府)  
27 「学びが深まるアクティブラーニング(AL)の授業設計」(11)
    水野正朗(愛知県)
28 「学校英語と実用英語」(10)浜田雅暢(鹿児島)
   「森知子の旅と本」(3)森知子(スペイン)
29 「僕らはみんな生きている」(118)杉山武子(鹿児島)    
30 「想いは南風に乗せて-あなたの心に」(63)堂園晴彦(鹿児島県)
31 「スイスで先生~生物学教師になるまで」(40)ブランド那由多(スイス)


【8月例年通り休刊月です:臨時号は編集発行】

【2016年8月】


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<不定期の作品>

「音楽・平和・学び合い」(27)笹木陽一(北海道) 
「数学教育の散歩道」(18)下郡 啓夫(北海道)
「こんなんもありますVer3 ライオンズクエスト
       (ライフスキル教育)」(6)原田達明(熊本県)
「徒然つばめ本紀行」(5)小村勇一(鹿児島県) 
「薫のデジタルにっし」(78)Slotsve堀内(アメリカ)
「読み聞かせる教室づくり」(30)石川晋(北海道)   
「モスポイントたより」(92)クニコ・ホール(アメリカ)
「ITのお世話の日記」(24)山之上 卓(鹿児島県)
「一歩ずつ」(56)岩堀美雪(福井県)
「日常性の教育学」(36)上條晴夫(宮城県)
「葦の髄から」(11)梶原末廣(鹿児島)
「夜間教職大学院にて」(3)壷坂宣也(兵庫県)
「目線を変えて見えた世界」(91)野元尚巳(鹿児島) 
「リアル熟議inSATSUMA」(11)梶原末廣(鹿児島) 
<連載休載中の作品>
「森知子のナワホタ日記」(11)森知子(キルギス)
「書写の森」(6)大平恵理(東京都)
「数学まるかじり」(34) 山崎直和(鹿児島) 
「新聞読み比べ~NIEのヒントに~」(32)谷口泰三(東京都)

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【読者アンケート】本日の作品はいかがでしたか? 
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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆2016年☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

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by t-fuji5289 | 2016-07-10 13:45
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